AHN MURAブログ

海外就職を目指す30代IT企業の発信

最近のプロモーション<藤井風>

藤井風がMISIAに楽曲提供をしました。

メジャーシーンに出てくる機会を徐々に増やしていると感じております。

 

10/24にOAされたGoogle pixelのCMで、

広告業界を中心に話題も呼びました。

 

https://www.oricon.co.jp/news/2210691/full/

 

STEP CMと名付けられ、

5局横断で30秒CMがOAされました。

 

全2分30秒の動画を5分割して各局で順番にOAするため、

ユーザーはチャンネルをザッピングしながら、動画を追いかけるものになります。

(単発でも成立する内容だったため、

おそらく何も知らずに単発で視聴した人もいると思います。)

 

 

CMの買付けを知っている人なら「すごい!」というのが分かると思いますが、

藤井風のファン層を除いて、

広告に関心がない人(多くの人が広告に興味ないでしょう。)には、

このプロモーション事態の認知もなく、何がすごいのかもピンとこないと思います。

 

 

ではなぜGoogleがこんなプロモーションを行ったのか推測してみます。

 

今回のプロモーションのコアターゲットは

モグラ的なもの(若年層など)ではなく、

業界人(マスコミ、マーケティング関連)だったのかと思います。

 

業界人だけが本当の凄さを分かるだろう、

トリッキー且つニッチなプロモーションをしたのかと思います。

今回のプロモーションは藤井風ファン層はもちろんですが、

マスコミ関係、マーケティング好きな人が熱量高く反応されたのかと思います。

 

藤井風はそういった意味で、

メディア露出もかなり少なく、

面白い事をしているためキャスティング意図からも伺えるのではないかなと。

 

 

Appleは最初にギークな層を獲得し、市場を拡大していきました。

日本におけるApple市場は強固なものになっております。

 

だからこそ尖った、ニッチなプロモーションを通して、

Appleにマンネリ感があり、常に最新の流行、新しいものへの感度がある人、先進的なマインドを享受したい人に絞り、

態度変容を目指したのかと思います。

 

 

色々記載しましたが、ニッチな人の声から、新たな市場を作っていくというのは

中期的なプロモーションとして面白いなと感じております。

(特にデジタル広告領域は

統計数値や傾向に流され新しいことを発想する筋トレをする機会が少ないからです。)

 

 

そんな私は、

BTSCMをやっているGalaxyか藤井風がCMをやっているピクセルか悩んでます。